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目には清かに見えねども(2)

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 能書きという言葉があるけど、昔は薬事法の制限はそれほど厳しくなかったんだろう。これを飲めばどんな病もたちどころに治ってしまうという、ガマの口上さながらの効能書き。

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 今だと1300円くらいという感じかな。封緘がしてあるから中身は当時の空気に包まれているんだろうね。

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 まだ余裕があった頃の絵葉書。

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 戦況が悪化してもコツコツ貯蓄。払い戻し制限された上、戦後は無価値に。国債も大量に持っていたみたいだけど紙屑に。国のやることなんて信用しちゃダメよ、と祖父が言っていたが尤もな気がする。

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 ノーベル文学賞を貰うずっと前(昭和40年)の大江健三郎。若い! 実は彼の文章って食わず嫌いであんまり読んでいない。ここに置いて暇なとき読もう。

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 粗品で配られるメモ帳の紙より薄くて粗悪な戦争末期のはがき。国がここまで来てしまったら、民の生活など立ち行くまい。

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 物資を見ると大体の時代背景が見えてくる。昭和初期は、陸軍も結構厚手の紙で絵葉書なんかを配っていた。図案や標語なんかも切迫感がない。まだこの頃は余裕があったということだな。ボタンの掛け違いはいったいなんだったんだろう?

 再び国際情勢が緊迫の度合いを増してきている。テロの恐怖もある。国民保護を名目に、窮乏や萎縮を強いられるような歴史を繰り返さないようにして欲しい。整理しながらそんなことを思った。

 怖々玄関のドアを開けてみたら、さっきまでブンブン威嚇するように飛んでいた蜂の姿が見えなくなってホッとした。

 つづく

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※パピヨンちゃんの里親さん募集します

 健康で毛吹きも良い甘えん坊の6歳の女の子です。カラーは黒と白。家族同様に迎え入れてくれる方を探しています。里親さんになっても良いよという方は、コメントでお知らせください。お待ち致しております。

※捜索のお願い

 サモエドのファーギーちゃんが行方不明です。埼玉近郊にお住まいの方、どうか捜索にご協力をお願いいたします。soon 詳しくはサモサモ日記へ。

※「城とにっき&はっか総覧」の記事 2016年10月16日更新分 は → ここ をクリックしてください。

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しごとにっき」カテゴリの記事

コメント

突然のコメント、失礼します。
6年程前から石川さんのHPを拝見していて、ニッキ君がご生前の頃から、ごちらにもちょくちょくお邪魔して拝見していました。
毛呂山のお片づけも以前から拝見していて、凄いものが沢山出て来るな〜と思っていました。
私、演劇に携わってて、今回の物を拝見していて思ったのですが、芝居の小道具を斡旋する関係の会社(高津小道具という会社が大手)だと、これらの物が多分重宝がられるのではないかと思いました。
お仕事の合間にお片づけされていてとてもお手間だと思うので、きっと処分してしまった方がお楽だと思うのですが、なんだか時代考証の貴重な品物に思えてしまって。。
差し出がましいと思ったのですが、コメントした次第です。
自身が芝居で時代物をやる際に、結構苦労することが多いので何かの参考になればと思ってしまいました。(小道具業の方がいらして、「これとこれ下さい!」って持って行って下さったら楽なのかな〜と思ったりして。。)
失礼致しました。

投稿: みずほちん。 | 2017年4月18日 (火) 20時15分

>みずほちん。さん

お立ち寄りありがとうございます!

正直、整理作業の当初はガラクタの中から足のたくさん生えたような虫が出てこないかということばかりが気がかりで、時代の味のある物もかなり処分してしまいました。

今残っている物は、私自身見覚えのないようなガラクタに近いものですが、何かのお役に立てるようであればお取次ぎください。まだ小間物の整理は半ばですが、計算尺とかベークライト製のレコードとか(鉄のように重い!)、いずれアップします。やる気がでました(笑)

毛呂山への掃除は初期の頃ニッキも同道してくれました。当時はまだ建物の中に入ることもできず、作業に疲れたら一緒に武蔵野の面影の残る近くの雑木林を散歩したものです。天国から見ていてくれれば、漸く目処が付いてきたんだねと思ってくれているはずですが、あいつのことだからかわいい女の子に夢中でしょう。

投稿: これみつ | 2017年4月18日 (火) 22時16分

>これみつさん
うちの劇団が大きな倉庫が持っていたら頂けたなぁと。。
それで、ちょっと調べました。
大きな小道具業の会社には、買い取りみたいなことは記載が無かったのですが、撮影用の小道具をレンタルもしている会社が1つありました。あと、そういう物を展示している博物館とかはどうなのかなと思って。それ以外は、古物の買い取り業者でした。
一応参考までに、URLを貼っておきますね。
博物館にはメールで問い合わせをしてみたところ、「昭和時代の生活資料を中心に資料を収集しており、寄贈も受け入れております。ご案内いただく資料すべてをご提供いただくのではなく、写真などを拝見して、当館に必要な資料を選択させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。」とお返事が返ってきました。この博物館はちょっと遠いですが、各地にある民族歴史館も同じように受け入れをされているかもしれませんね。
私は捨てられない性分なので自分の家も大変なことですが、ご親戚とはいえお片づけをされていることには本当に敬服します。
ニッキ君も白夏君も、きっと見ていてくれているでしょうね。ニッキ君は、かわいこちゃんを沢山連れて自慢しているかもしれません。
今日はとても強い風でしたが、お空に沢山のサモエド雲が浮かんでいました。なにか集会があったのかな?(笑)
長々失礼致しました。これからも拝見致します。(最近は、パフ君のファンになりつつあります。(笑))

昭和日常博物館
https://www.city.kitanagoya.lg.jp/rekimin/index.php

アンティークショップ&レンタル 昭和オールドタイマー
http://www.syowa-oldtimer.com/index.html

古道具屋 キタロウ商店
http://www.kitarou-shouten.com

春福堂
http://www.harufukudou.com

投稿: みずほちん。 | 2017年4月19日 (水) 21時18分

>みずほちん。さん

面白そうな業者さんのご紹介ありがとうございます!

古書や書画、茶器などもただ古いというだけで名物と言われるような物はないと思うので、あの家ごと昭和の雰囲気を残していく予定でおります。

面白い物や変なもの、またアップしていきますね~

投稿: これみつ | 2017年4月19日 (水) 21時38分

おぉ〜、そうなんですね。
それが一番いいですね!!
それなら、うちの劇団でお借りしたい物があった時、ご相談させて頂きます。(笑)
これみつさんのお写真、写し方も視点も好きなんです。
また色々アップして下さい。
よろしくお願いします!

投稿: みずほちん。 | 2017年4月19日 (水) 22時13分

>みずほちん。さん

はい、置いておいても困らない分だけ残しておきますので時代物、必要な時いつでもお貸しいたします。普段使わないような大振りな陶器、花器(籠・竹筒)などもございます。

投稿: これみつ | 2017年4月19日 (水) 22時20分

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