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ニッキじいさま

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 大叔母の家を整理していると、ガラクタに混じって昔の写真や資料なんかが出てくる。撮影場所や日時、人物関係等詳細は不明だが、この写真前列の水兵帽をかぶった赤ん坊が自分の祖父(明治39年生まれ)だから、これは明治末の写真だろう。ほとんどの人が和服姿だ。祖父の後ろに座っているのが祖父の母方の祖母(自分から見れば高祖母)。そしてその後ろに山高帽をかぶって立っているのが曾祖父。時代を感じさせるカイザル髭をたくわえている。なお、向かって左側で祖父の妹を抱き上げているのが祖父の母(自分から見れば曾祖母)だとのこと。

 さらにカイザル髭の曾祖父の隣、写真中央に立っている鍾馗様みたいな人が、祖父の母の父(自分から見れば高祖父)とのこと。福岡県の柳川出身だという。谷中にある墓に祖父と一緒に参ったことはあるが、高祖父の写真を見るのは初めてで、モフモフ?の顎鬚を見てなんだかニッキに似ているなぁ、と・・・

 一財産築いて列車を貸し切るような豪儀なエピソードも持つ一方で、晩年は何かの相場で失敗してスッテンテンになってしまったそうであるが、祖父のことをとても可愛がってくれたそうである。

 すでにこの世には存在しない写真の中の人物を眺めていて、ふと、自分がここに写っている誰よりも歳を取っていることに驚いた(ニッキじいさまも写真を拡大してみると驚くほど若々しい!)。時間的な接点こそなかったけれど、この人たちの血を自分も受け継いでいることもつくづく不思議なことだと思う。初めて訪れるような地を懐かしく感じることがあるのも、先祖の記憶を何らかの形で受け継いでいるからなのかもしれないとも思う。

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 そしてこれが自分が生まれた後の一族の集合写真。曾祖母の葬儀の後のものと思われる。向かって左のぽよぽよしたのが幼い日の自分(笑) それを抱いているのが祖父。自分の隣が曾祖父である。かつてカイザル髭の曾祖父はこの頃すでに90歳を超えている。後列の右端は自分の母、父は、祖父と折り合いが悪かったためか、この写真には写っていない。

 写真を眺めていろいろなことを考えていると整理作業の手が止まって困る。いろんなことが一段落してからまたしみじみと感慨に耽よう。

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※捜索のお願い

 サモエドのファーギーちゃんが行方不明です。埼玉近郊にお住まいの方、どうか捜索にご協力をお願いいたします。soon 詳しくはサモサモ日記へ。

※「城とにっき総覧」の記事 2013年5月22日更新分 は → ここ をクリックしてください。

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コメント

高祖父さまの立派なお髭、、ほんとうにニッキ君のふっさりとしたライオン毛にそっくりです。
そしてまた
明治末期のお写真と昭和のお写真。。
同じ方が写ってるとは思えない時代の経過がかんじられます。。。
明治のお写真がこんなに状態がよく保存されてるなんて。。大叔母さまの、、人生の歴史、、きっと大事な大事な想いをこめられていたのですね。
これさん面影ありますよ~(笑)
そして
ニッキおじいさま(高祖父さま)に似てらっしゃるのでは?っと思いました。
だから、ニッキ君にも似ているの~~?(笑)

しかしこれさんを抱っこしてるおじいさまが、若くてびっくりです。
会ったこともない先祖の想い、、血のなかに感じることって、、ほんとありますよね。。。
そんなお写真が撮れて残っているってこと、今の時代に生きてる人には、稀有なことかもしれませんね。

大叔母様家の大変なあとかたづけの中で、一服をくださる、、、、ご先祖から、これさんへの「お疲れ様です」のプレゼントかも(外野だと言いたいこと言えますが・・汗笑)

にっきくんも白夏くんも ご先祖からこれさんまでの絆のもとに、、すべてのご縁が折り重なって生まれて、傍に来た天使、、ですね

投稿: | 2013年12月 8日 (日) 13時15分

>:さんへ

大叔母の家の後片付けをしていると、もうやってられない、という時に缶コーヒー代の小銭が出てきたり、古い写真や錫かなんかでできたシェパードの根付みたいのが出てきたりと、うまくコントロールされているような気もします(笑)

すでにご存じのように、ニッキは昔いた大型のスピッツ(サモエドが入っていたのかもしれない)の初代ニッキの名を受け継いでいます。もしかしたら、本当に初代ニッキの魂を持って縁が結ばれたのかもしれないな、などと考えてしまいます。

またいつかニッキが帰ってくる(その時には別の名前を付けるのでしょうが)、そう思えるのも連鎖する縁というものを感じるからなのでしょうね。

高祖父の血は計算上16分の1だけしか流れていないわけですが、それがよい方に出るように望みます(笑) スッテンテンはイヤですからね。

明治の写真は当時の写真師が撮ったものだと思います。物理的な劣化はありますが、画像の褪色はほとんどありません。むしろ昭和の写真の方がだらしない感じです。

投稿: これみつ | 2013年12月 8日 (日) 13時42分

これさん↑名前入れ忘れてましたねえ~coldsweats01すみません。

そうそう、、
私の初めての同居犬もスピッツ×秋田だろう・・な真っ白いワインでした(今考えると白ワインの名柄にでもすればよかったんですねえ)

昔ですから畳の部屋で一緒に、、ということはできませんでしたが、、夜は家の中でした
そんなワインも土間から台所の板場にあがるときは
置いてあ雑巾マットで
、自分で足を拭いて上がってくるような子でしたから、(当時7歳の私のいうことをすぐ理解してくれた)頭がよかったのだと思います
でも、、今思っても、、魂は、福丸の感じはしなくて、どちらかというと蔵之輔??寄り?
でも蔵でもない感じです。
今頃はお空では
ワインと福丸で私の話でもりあがってるのかもしれませんねえ。。。、

投稿: 福蔵 | 2013年12月 9日 (月) 09時12分

>福蔵さん

お互い白い犬に縁があるようですね。自分たちの想いに応えてくれるように、ワインくん、福丸くん、初代ニッキ、ニッキ・・・たくさんの魂に気遣われていると思うと心が温かくなります。

投稿: これみつ | 2013年12月 9日 (月) 09時25分

ふっくらママさんのおっしゃるとおり、やさしくてゆったりと時が流れていた時代そのままのセピア色が素敵な御写真ですね?!

高祖父さま、きっととてもおしゃれな方だったのでしょう。

デジカメも便利(なかなか馴染めないアナログ世代の私)ですが、こんな風情のある御写真は撮れない様に思えます。便利さと引き換えに何か忘れ物をしてきてしまったような・・・?

それにしても、ご幼少の頃のこれみつさんの可愛らしいこと(≧m≦)

投稿: アンジー&ムーママ | 2013年12月10日 (火) 00時44分

>アンジー&ムーママさん

ありがとうございます。ただ、この写真に写っている他の人物についてはほとんど何も分かっておらず、おそらくは曾祖父の妹の家族なのではないかということくらいしか推測できないんですよ……。

片付け作業をしていると偶にはこういった興味深い写真にも出逢うことができるのが救いですね。

幼少の頃は誰でも可愛いですって(笑)

投稿: これみつ | 2013年12月10日 (火) 01時31分

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