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因幡にっき(15/完)

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 岩村からだと、恵那ICまで出て中央自動車道が定番コースだが、日のあるうちに高速に乗るのは負けかな・・・とまではいかなくても、何だか勿体ない。岩村から矢作川の源流、上矢作まで南下して国道257号線と153号線を繋ぐ国道418号線へ。

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 自分が走った区間はさほどではないが、知る人ぞ知る四国の国道439号線と並ぶ日本三大「酷道」のひとつ。「落ちたら死ぬ!」という標識のある峠を通るためキングオブ酷道との呼び名もある。思えば、四万十町をニッキと訪れた際、何も知らずに国道439号線(通称よさく)に入ってしまい、林道に迷い込んでしまったかと泡を食ったものだ。途中崖が崩れていたり、枝の塊を床下にくっ付けたまま引きずっていたり・・・国がやってるからって信じちゃいけないよ、という人生訓を学んだ。

 去年この国道418号線を逆のルートで通ろうとしたのだが、生憎通行止めで(愛知)県道101号線で上矢作へと抜けてきた。走行中大雨が降ってきたといったアクシデントもあったが、どちらかといえばそちらの方が走りにくかった。418号線は国道の名が形だけでも付いているだけあって、陥没も路肩損傷もなかったし、待避所も整備されていたため緊張の連続というほどではなく、また風光も明媚で走り甲斐もあった。

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 この道はちょうど岐阜県と愛知県の県境を縫うようにして走る。道の駅も隠れ家的な施設があるわけでもないが、信玄が信長を討ちに通ったり天正の大地震で巨大な自然ダム湖ができたりと、なかなかに歴史ある街道なのだ。長野県との県境が近づいてくるちょっと前に湧水がある。

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 福寿の湧水だってさ。たくさん飲めば100歳まで生きられるかな。そしたら白髪三千丈の仙人みたいになっちゃうね。

 霞を食いながら永遠の命を保つ仙犬か、いやいや、ニッキの芸風とはかなり違うな。

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 ここから林道が支流に沿って山の懐に向かって伸びていて、車は鉄のゲートで通れないが 、人や動物はゲートの脇から入ることができる。

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 河原に下りていけそうなポイントを見つけて川面へ。時間無制限、飲み放題、タダ。これが日本酒だったらこれみつ帰れない。

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 このガレたところを利用して登り降りする。そういえば、ニッキ孫のオーブラカくんもプライベートビーチを持っていたっけ、ここをニッキ沢(仮)と名付けておこうっと。

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 ニッキ沢近辺で事故があっても連絡が取れないというのが悩みだね。

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 目の前を渡るとすぐに長野県。

 ここから少し走ると道の駅近くの平谷の交差点。右に曲がれば足助、左に曲がれば飯田。真っ直ぐ行くと売木へと出る。

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 見通しの良い峠を二つ越えて、長岳寺のある阿智村を通過。飯田山本ICから中央道へ。

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 小黒川PAで今回の旅最後の小休止。

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 躑躅と蒲公英に囲まれてションション。

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 ニッキ、電源バックアップちう?

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 北岳かな?

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 新東名を走った後だとこれでお金取るんですか?というような路面に見えてしまう。実際に結構ガッタンコガッタンコするんだよね。

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 神奈川県相模原市に戻ってきたよ。高尾山ICから出て自宅へ。

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 1620.2km(メーターは3ケタなので1回転している)のかなりの長旅だったね。ニッキ、お疲れさま。ご覧になってくださったかたもお疲れさまでした。

 おしまい

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※捜索のお願い

 サモエドのファーギーちゃんが行方不明です。埼玉近郊にお住まいの方、どうか捜索にご協力をお願いいたします。soon 詳しくはサモサモ日記へ。

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コメント

長旅お疲れ様でした♪

あちらまわりで我が町を通られ、お帰りになられたんですね~(笑)
敦賀の日本海は我が主君の海です!(爆)


大殿と、お世話役様の旅は、
私がいつか叶えてみたいと思ってる
全てが理想の旅です♪
そして、その理想の事をやられてる大殿とお世話役様に
やっぱり不思議なご縁を感じずにはいられません。(笑)
今のところ…日々追われ なかなか実現できませんが
私もいつか、うちの殿と旅に出たいと思ってます。

でも今は、大殿のお世話役様の記事でお腹イッパイになりましたけど♪(笑)
ありがとうございました。


投稿: 殿のお世話役 | 2012年5月20日 (日) 19時22分

 旅・・ありがとうございました。

 旅行は殆どしませんので、自分が行った気分に浸れました。
 日本のお城は全て制覇したのではないですか?

 私はヨーロッパの古城が大好きなんですが、、、行った事はありません、、、。(^-^;
 
ニッキくん少し休養したら又楽しませて下さいね。

 
 お疲れ様でした。

投稿: samozuki | 2012年5月20日 (日) 20時42分

岩村、上矢作、平谷、阿智と、恵那南部~南信州を抜けられたんですね。

飯羽間城も岩村のお店や休憩所も、地元の私ではなく旅人のこれみつさんの目線から、新しい事を教えていただく事も多く、いつもこれみつさんとニッキ君の旅を楽しみにしています。

福寿の湧水は、近辺に福寿草の群生地があるのでその名がついています。
平家の落ち武者が移り住み、薬草として福寿草を育てたのが始まりだとか・・・
給水施設は最近できたのですが、もともとあのへんの水は美味しいので人気です。

岩村にある私の職場も、コーヒーとお茶は平谷の先の根羽村の湧水を汲んできて煎れているんですよ。
川もとても綺麗で、夏は泳ぎたくなりますが、夏でも凍えそうな冷たい水なので、ヒトよりニッキ君向けかもしれませんね~。

今回も盛りだくさんの旅日記、楽しませて頂きました。
お疲れ様でした。

投稿: ゆるりん | 2012年5月20日 (日) 21時55分

>殿のお世話役さん

長い旅にっき、お付き合いくださりありがとうございました。北近江は昨年も玄蕃尾城や小谷城を訪れる際もお世話になりました。どこかで、MAXくんとの動線が交差していたのかもしれません。そうですね、敦賀はもうすぐそこ、遠く一族の故郷シベリアに繋がるMAX殿の海ですね。サモエドには日本海が似合います。


>samozukiさん

犬と一緒にキャビンに乗って、海外にも行けないものかと本気で調べたこともあります。海外のお城をバックにして写真を撮りたいものですよ。日本のお城は小さいものも含めれば途轍もない数になるそうです。200か所近くニッキと訪れはしましたが、それでも全体の100分の1くらいかもしれません。


>ゆるりんさん

奥三河と東美濃の周辺にはまだまだ古き良き日本が残っていますね。津具や売木、茶臼山高原など、青標識に踊る地名を見るといつかは訪れたい衝動に駆られます。名水というのは、そばや豆腐と同じように、なかなかその味や美味しさを形容し難いのですが、福寿の湧水は清冽で喉の奥までを甘く潤してくれました。かつて水の入手が難しい時代の旅では、どれほど旅人の心身を強めたことでしょうね。豊川の源流もきれいでしたが、矢作の源流もニッキの体を内外からリフレッシュしてくれました。

岩村は町の人の生活が古くからの街並み、商店と一体となって、見世物ではない情緒を醸し出しているような気がします。国道の脇からちょっと入るだけで異なる世界があるようです。東濃も先祖の血が呼ぶのか、長く暮らしてみたい地ですね。

投稿: これみつ | 2012年5月20日 (日) 23時36分

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