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天橋立股のぞき~

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 14日は気合の入った授業だったので、家に帰ってからもすぐに出発というわけにはいかず、自分なりにきちんと仕事の所感をまとめ、仕事から旅へと頭を切り替えてから家を出た。また、途中雨に祟られることを覚悟してニッキの排泄の時間を長めに取ると同時に、外食しなくて済むように自分もニッキも軽くお腹に詰め込むこととした。

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 結局、家を0時頃出たのだが、途中、足柄SAと三方原SAでニッキのトイレ休憩をそれぞれ10分ほど取るに止めて、中京圏をもっとも混雑のない時間帯にパス。途中渋滞もなく、岐阜県の養老SAに4時台に到着できた。普段ならここまでで軽く夜食を取っておくのだが、今回は缶コーヒーを1本飲んだだけ。夜明けと共に空腹を覚えてきたので北陸道の賤ヶ岳SAでみそかつ丼セットを朝食として取った。

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 敦賀ICからは国道8号線を経て、原発を縫って走るような国道27号線に入り、久々に荒々しい日本海と再会した。まっすぐ第1目的地である天橋立を目指すはずだったのだが、「三方五湖(みかたごこ)」方面への分岐があったので、どんなところか確かめておこうとスケベ根性を出して右折してみた。

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 地図上で見てイメージしたのとは異なって(松島みたいな感じかなと思っていた)、あるものは灌漑用水のため池のようであり、あるものは入り江のような感じで、統一感はまるでなかった。天気が良くなかったこともあるだろうが、富士五湖とか裏磐梯のようなお洒落な感じではない。むしろ、剥き出しの自然と人間の暮らしがぶつかり合っているような「生活の場」としての無骨な迫力のようなものがある。三方五湖にはそれぞれ名前が与えられているのだが、日本海と細長い陸地で隔てられたようなところもあって(早瀬だったかな?)、日本の国土が実にバラエティに富むものだと再確認できた。

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 ここは湖というより海の延長のような感じだった。内陸に入るにしたがって、田面とあまり変わらないような平板な大池といった風情になっていく(家に帰って調べたところ、塩湖もあれが汽水湖もあり、また水深38mあるものもあれば、2.5mしかないものもあり、最初に得た感触はそう当ての外れたものではなかった。が、天気がよければもっと素敵な場所に見えたはずである)。

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 国道を時速60kmの定速で走る(1車線で追い抜きもかけずにずらーっと1列になって走っている)ので、燃費も良いし、時間効率も悪くはないのだけれど…)。ナビに導かれて、小浜の市街を出た辺りで部分開通している若狭道に入ってみた。山間部を縫って走るのでトンネルが多く、途中、トンネルを出るたびに激しい雨に叩かれた。雨の上がるのを待った舞鶴PAでは擁壁にわらわらと動くものが…。なんと日本サルだった!

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 途中のJCTから京都縦貫道路に乗り換えて、9時40分に天橋立に到着。ニッキと一緒としてはもちろんのこと、自分も初めて訪問したところ。京都のサモ友、権ままさんからもっと有益な情報を仕入れておくんだった。

 駐車場は数多くあれど、結局どこに車を停めてのがベストなのか皆目見当がつかず、天橋立の駅の駐車場を利用する。ただ、「30分以上の駐車はご遠慮ください」とあったので、律儀に30分ほど停めて、文殊堂の側から廻旋橋を渡って天橋立の先っちょに上陸してみた。

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 駅から歩いて3分程度の「文殊堂」

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 有名な「廻旋橋」。観光名所としてだけでなく地域の足(人や犬の通行、船の通航)としても重要な働きをしている。

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 袂から見上げた廻旋橋。これが機械仕掛けとは、ど迫力。

 動く!廻旋橋にニッキもびっくら

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 お決まりの記念碑とパシャっ。たしかベルク君もここで撮ったはず。

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 この橋を渡るといよいよ天橋立。

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 砂洲から外洋方面を臨む。ここには容赦なく日本海の荒波が押し寄せる。

 後から思えば、文殊堂の駐車場に車を停めてレンタサイクルを借り(400円)、自転車曳きで橋立を縦断してしまってから傘松公園を攻略すればよかったのだが、後の祭りである。もっとも、この暑さではニッキがバテてしまう恐れもあるので決行するならちょくちょく海に足を浸すか寒い時期だね。また、観光客で賑わう前に到着したので、お店も閉まっていて権ままさんお勧めの「知恵もち」も食べ損ねてしまった。あ~、それじゃ、自分もにくすけもバカのままということなんだろうか…

 そういった情報収集の不手際もあり、あまり同じところで足踏みしていても得るものは少ないと考え、何はともあれ股のぞきで有名な「傘松公園」へ行こうという意思決定をした。これはサモ友夢さんからのアドバイスのおかげ。この後のスケジュールを大きく外さなくって済んだ。ただ、車での迂回路(天橋立の全長3.9kmに対して自動車の道は9kmある)はあまり情緒のあるところは通らない。町の名こそ「与謝野町」と美しげだが、町政のシンボルのような箱物の看板ばかりなのには辟易した。

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 ケーブルは犬×。リフトは抱っこできる犬までね…。はいはい、ニッキは犬ですし、常識的に抱っこはしない犬ですね…などと「犬に厳しい観光地○○選」に選んだり(笑)、不貞腐れたりしなかったのは、入った(鶴屋さんの)駐車場の案内の方が、わんちゃんと上れる道はあそこから付いていますよと教えてくれたから。

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 雨で滑る階段の続く勾配はきつかったが、中年同士励ましあって20分足らずで頂上制覇だぜ。サモエド山岳部ゲリラ部隊の実力を出せばこんなもんだよ。登っている途中はハァハァゼイゼイだったけどね。

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 もうすぐ頂上という辺り。先がわからないのでここらが一番キツかった。実はあと1分ほどで頂上。

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 やった、着いたよ。お~、やっぱり橋立は上から見ないと何だかわからないよね。ぶらぼー。この辺りからぐんぐん青空が広がってきた。

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 ニッキ、さっそく股のぞき! 覗いているのはこれみつだが…

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 今度は天橋立の「付け根」の方から、つまり先ほど訪れた文殊堂に向かって少しばかり進入してみた。進行方向左側はほぼ日本海なので荒々しい感じ。右側は砂洲に抱かれた湖のよう。たくさん歩いたので、ニッキの足を日本海浸させながら歩く。塩水でも問題なしの簡便なクールダウン。天橋立、車は通れないが、125CC以下のバイクは通れる。橋立が単なる観光名所ではなく、自然のバイパスとして地元の方の生活道路、通学路となっているのには驚いた。

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 同じベンチからまず外洋側を臨む。かなり深く入り組んでいる湾なのに波が打ち寄せる。台風の時なんかはかなり怖いんだろうね。

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 こんどは砂洲を挟んでの反対方向の陸地側。こちら側は穏やかだが水が濁っていて、藻も生えていて生温そう。ニッキのクールダウンには向かない。ただ、全体としての天橋立は日本三景の名に恥じないなかなかの名勝だった。

 次にここに来たら、もうちょっとスマートに行動できそうだな。地元の人の散歩に間違えられるくらい。

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コメント

おぉ!ニッキ君の股のぞき!なんとも不思議な空間〜。犬の股から天橋立をのぞいた人は数少ないでしょうね。ましてサモ!貴重な画像をありがとうございます!今日の砂丘も楽しい画像が撮れそうですね。一面の砂地にシベリア原産の犬が佇むっていいですね。バックにラクダがいたら最高!

投稿: ちょびん | 2007年6月16日 (土) 00時20分

>ちょびんさん

サモエドでも、ベルク君や育太郎君のような旅サモもいますから初めてではないかもしれませんが、楽しい経験でした。ニッキに天橋立に連れて行ってもらったのかもしれません。

はい、今日は普通は「ありえない」光景を披露したいと思います。シベリアにラクダ、砂漠にシロクマなんかも絵の題材としては素敵ですね。

投稿: これみつ | 2007年6月16日 (土) 22時20分

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